FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

戯言を落として踏み付けては唾を吐き零して




愛しの彼女に会うために、何度も何度も、足を運ぶ。
怪訝げな顔をされても、彼女の笑顔が見たくて、戯言を落としていく。
それでも彼女は全部見え透き、俺を

殴って
殴って
殴られた。


「……ったく、水離てめぇ……」
息を荒げなら名前を呼ばれるというこの上ないご褒美に俺は強い興奮を感じていた。
これも全部君の愛なんだと思ってのこと。


「ん、そんな強い桃里ちゃんもまた、素敵で……。ちょっと頭冷やしに外、行ってきますー?」
次の一手が来る前に、そそくさと外へ出る。
また強烈なものが来ると今度こそ確実にやばいのかもしれない、という本能が叫んでいたようだ。
普段は彼女の家や職場しか見てなかったが、一人で見る情景とはこんなものなのか、と小さく息をついた。


「面白いこと、なんかないかなぁ?」
呟いて足をまた進めた。





「……っは、ぁ……、やっぱ強い、ですね……っ」


「…動き、良くなったな? 今日は此処で終わりにしようか、―――…カリン?」

手が少女の頭に乗り、そのまま何回か撫でる。
心地よいのか目を細める少女。ふと笑みが零れる。


「……そうだ、ルイさんは、…今度、大学病院ですよね…? 病棟内でも下剋上だとか教授争いな派閥に巻き込まれて大変そうですが、頑張って下さい…?」

「…何故、そんなに詳しい? ドラマの見過ぎか、それとも、聡明になったのか…」

「だ、だって、今受験生?! み、皆と同じ高校に行きたくて……?」

「……そうだな…、小学校も途中からだったわけだし、それでも、……これからが楽しみだよ、カリン…?」

「…! が、頑張ります……っ」


動くと揺れるツインテールと表情が眩しくて、つい見入ってしまう。
少女の笑顔が心を揺さぶる。
いけない

彼女が居るのに?
ただ、その笑顔を守る為に出来ること、少しでも君が、笑って過ごせるように―――…



「ねーねー、そこの可愛い子ちゃん……っ」


「…貴様、なんだ。 カリンに触れるなよ?」
近付いたらこれだ。
鋭い眼光が俺を捉えている。
なんなんだこいつ。この少女の彼氏でも無いくせに、そんな俺を虫みたいに――


「る、ルイさん…? な、何か言いたそうな……」


「…そうだ、そんな君にこれプレゼント。使い方はそこのお兄さんが知ってると思うけど、使いこなしている所、いつかはみたいなーって…?」

一つ黒い長いようなものを少女に渡す。
疑問符を浮かべるのもわかる、……なんで俺、こんなもの渡したんだろう?
その場からすぐに身を引いて、元の場所へと。


「な、名前! ……名前、なんていうんですか…?」


「水離。 …ん、カリン。良い名前じゃないか?また会いたいもんだね……?」

少女からの問いに少し驚きながらも返す。
…、……なんでだろう?
何が俺を動かしたのか、わからない。

また日本に来て、会えれば―――?
会えたらいいのに?
それか会いに来てくれるのだろうか?

なんて少し期待を浮かばせてもみるけど、うまくいくものじゃ、ないね?



Fin.



++++++あとがき+++++++

真昼間からというより夕方ですね
オリキャラから水離、ルイ、カリン
水離……
色々懐かしいのよ水離さんんんn………
ゲスで有名な水離

さてはて作業の続きに戻りましょか…

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

Secret

Analog Clock+
Profile+

月読蒼架

Author:月読蒼架
そろそろ本気で色々考え始めてる時期。
30までには子供産む絶対にだ。


詳しくはコチラから▼
ついぷろ。

Twitter+
Counter+
Now reader+
現在の閲覧者数:
Join Union+
tukuyomi903をフォローしましょう ついった始めました。
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。